子供の頃に なりたかったもの 特になかったけど しいていうなら風がよかった 風はあんなに軽くて 山のてっぺんまでも 軽々と飛び越えていくのに 俺の体は こんなにも重く 学校の 塀も飛び越えられない ああ風のようになりたいと どんな大変なことも 軽々と超えていけるような そんなやつになりたいと 何度思っただろう そう男の子がみんな ヒーローに憧れたように 俺はきっと 風に憧れ...
子供の頃に なりたかったもの
特になかったけど しいていうなら風がよかった
風はあんなに軽くて
山のてっぺんまでも 軽々と飛び越えていくのに
俺の体は こんなにも重く
学校の 塀も飛び越えられない
ああ風のようになりたいと
どんな大変なことも 軽々と超えていけるような
そんなやつになりたいと 何度思っただろう
そう男の子がみんな ヒーローに憧れたように
俺はきっと 風に憧れていたんだ
けどいつからか なくした気持ちなのさ
確かにガキだった 俺があの頃言ってたとおりで
風はあんなに軽くて
ビルの屋上までも軽々と飛び越えていくのに
俺の体は ますます重くて
駐車場の 塀も飛び越えられない
けど風のようになりたいと
どんな大変なことも 軽々と超えていけるような
そんなやつになりたいと 今はもう思わない
重たいのは 生きているという証
これは命の重さ
風のように 軽々とでなくていい
飛べなくてかまわない
この命と 向き合って生きていく
そう決めたんだ だから
俺は風のようでなくていいんだ

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